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粕壁宿 宿と町の歴史
宿場町とは、幕府から宿駅業務を行うように指定された町のことです。乗り物と言っても、人が担ぐ駕籠や輿、馬などしかなかった江戸時代では、武家や公家などが通行したり、荷物を継ぎ送るため、一定の距離ごとに人足と馬が用意されていました。
幕府の役人や諸大名・公家・日光山関係の役人らが通行するときには、無賃か民間より割安な公定賃銭で人馬を利用することができました。そのため、宿場町には問屋場、本陣、脇本陣など設けられ、おもな住民は人馬を負担する義務がありました。その見返りに、近世中期までには粕壁宿では地子(屋敷地にかかる年貢)一万坪分が免除され、定期市の開催が認められていました。
粕壁の町は日光に近い方が上手で、真言宗最勝院などがある旭町(旧寺町・横町、寺横町)がつきあたりにあり、道に沿って、上町、仲(中)町、新宿、三枚橋と続きます。江戸方面の宿の入り口に、市神である牛頭天王社(現八坂神社)が祀られています。
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道 標
現在の標識にあたります。粕壁宿の日光街道中沿いにたてられていたものです。
→ 粕壁宿まっぷはこちら |
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最勝院
真義真言宗智山派 本尊 千手観音菩薩立像(伝 弘法大師作)本堂西側には、春日部重行公の墓と伝えられている塚があります。 |
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郷土資料館
旧春日部区域の歴史の展示、講演会や体験講座、古文書講座の開催、郷土資料の収集・保存と調査・研究などの活動を行っています。
→ 郷土資料館ウェブサイト |
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日光道中粕壁宿
より詳しい情報はこちらの郷土資料館ウェブサイトよりご覧いただけます。
→ 歩いてみよう粕壁宿(郷土資料館ホームページ) |
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